こんにちは、ヘアメイククリエイターひらかわよういちです。
あなたは眉メイクに自信がありますか?
はい!!と答えた方は、この記事を読む必要はまったくありませんので、このままスルー
してくださいね。
もし、いいえ!!と答えた方は眉メイクが苦手、またはとても苦労されていると思うので
そのまま読み進んでみてください。
もしかしたら改善策をお伝えできるかもしれません。
皆さんもご存じかもしれませんが、眉を変えることで相手に与える印象の80パーセントを変えることができます。
例えばの話ですが顔のイラストを書くとして、実験的に眉の形をいろいろと変えて描いて
みたとします。
上がり眉 下がり眉 直線眉 ラウンド眉 短い眉 長い眉 etc,,,,,,,
ビックリするほど顔の印象が変わります。
ホントにガラリと変わるんです。
メイクレッスンを行う際に自分のイメージを変えたい!!
という生徒さんは多くいらっしゃいます。
そのような方に最初に伺う質問があります。
その質問が、
あなたはどのように見られたいですか?
という質問です。
生徒さんからどのように見られたいかを伺った後に、最初にお伝えするのが実は
眉メイクなんです。
イメージを変えたい方にとって、最も有効なパーツが眉だからです。
ただ眉メイクは苦手なパーツメイクNo1に輝いているのも事実です。
多くの方が眉メイクにはほんとうに苦労されているのです。
そこで今回は私自身もたいへん苦労した眉メイクでの経験をもとに、どこに注意したら
もっと効果的に改善できるかをお伝えしていきたいと思います。
興味がある方はこのまま一緒に進んでまいりましょう!!
眉にはバランスというのがあるのをご存じですか?
そのバランスを知っているだけで、眉頭、眉山、眉尻をどの辺りで描けば良いかが何と
なくわかってくるので、失敗が少なくなります。
それでは以下のイラストをご覧ください。
(眉頭の位置)
線Aをご覧ください。
この線は小鼻の位置と眉頭の位置の関係を表しています。
だいたい小鼻の溝の始まり部分の真上が眉頭(眉の始まり)になります。
もちろん人によって若干の違いはありますが、これが基本になります。
顔がきつい人などを柔らかく見せる場合は、左右の眉頭の位置をやや外側にずらして
眉間を広めにすると効果的です。
(眉山の位置)
眉山を知らない方はほとんどいらっしゃらないのではないかと思います。
以前は眉山というと眉の一番高い位置を表していましたが、最近は眉の流れの方向が変わる点だと理解しください。
上のイラストのDとEの線をご覧ください。
この2つの線の間に眉山が来るように設定してください。
線Dは黒目の中心を真上に貫いた線で、線Eは目尻を真上に貫いた線です。
骨格に合わせて設定するようにして下さいね。
(眉尻の位置)
まず線Bをご覧ください。
この線は小鼻の溝と目尻を結んだ線を表しており、その延長線上に眉尻を持ってきます。
次に線Cをご覧ください。
この線は口角と目尻を結んだ線を表しており、その延長線上に眉尻を持ってきます。
線Cの延長上に眉尻が来るときは眉幅が短くなり、若々しい雰囲気やオルチャン系メイクを好む方に多く見られます。
基本的に眉尻の位置は人によって様々で、なりたいイメージによっても変わるので、
B線とC線の延長線の間にくると思っていただいて結構です。
実際に眉を描くに、皆さんはどんな順番で描いてますか?
眉頭側から眉尻に向かって?
順番を決めずに何となく?
色々な方法があり、人によって様々かもしれませんね。
じつはプロの方が生徒さんに教えるときも、先生によって教える順番が違います。
これからお伝えする方法は私独自の方法なので、何となく難しいと感じたり、
やりにくいと感じたら、無理してやる必要はありませんからね、。笑
では以下のイラストをご覧ください。
上のイラストの①、②、③をご覧ください。
この番号は眉を3つに分け、その番号の順に描いていくという事を表しています。
では、
①の部分の描き方
1:眉尻の位置を決める
2:赤で記されている下側のガイドラインを決める
3:毛流れに沿って上側のガイラインに向かって描く
②の部分の描き方
1:赤で記されている下側のガイドラインを決める
2:毛流れに沿って上側のガイラインに向かって描く
③の部分の描き方
1:赤で記されている眉幅の真ん中の部分から描く
2:毛流れに沿って上側のガイラインに向かって描く
3:ブラシに残っている色で赤い線から下の部分を描く
眉を描くときに一気に描こうとすると、バランスが崩れたりベタ塗り感のある重たい
仕上がりになってしまうので、3分割して描くことによりメリハリのあるバランスの
取れた仕上がりになります。
そればかりか、いろいろなタイプの眉にも対処できるようになります。
もう一度こちらのイラストをご覧ください。
最後にグレーで描かれているボカし部分と、ハッキリと描く部分についてお伝え
していきます。
ボカし部分
上のイラストからも分かるように④の部分は眉頭からだいたい5ミリ程度の部分を
示しています。
この部分は③の部分を描くときに、わざと5ミリほど手付かずの部分をつくっておきました。
なぜなら④は色がほとんど無くてもても良いくらいのボケ感が欲しい部分だからです。
その他のグレーで描かれている部分もボカしが必要な部分になります。
この部分のぼかしが出来ていないと、いかにも描きました!!という不自然な眉に
仕上がってしまいます。
ハッキリと描く部分
ではハッキリと描く部分は?というと、上のイラストの赤い線で描かれている部分です。
とくに①と②の赤の線で描いた部分は絶対にぼかしたり、薄く描いたりしないように
注意して下さい。
この部分がしっかりと描かれることにより眉全体の印象がとても良くなり、エレガントで
洗練された印象になりますのでお勧めです!!
いかがでしたか?
眉メイクはとても小さなパーツにもかかわらず、たくさんのテクニックが詰まった
パーツです。
今回お伝えした3つのポイントをしっかりと理解し実践することにより、今までの
メイクとは各段に違った仕上がりになると同時に、新たな自分自身を発見する
良い機会になるかもしれません。
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では今回の”まとめ”になります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
おかげさまで好評をいただいている、
宜しければコメントもお待ちしております。
ひらかわよういち