こんにちは、ヘアメイククリエイターひらかわよういちです。
今回は日本人のあこがれでもある、ハーフ顔をつくるメイクのポイントについて
4つの視点からお伝えしていきたいと思います。
興味がある方はこのまま読み進んでくださいね。
(純日本人顔が良い!!という方はスルーしてください 笑)
様々な雑誌やメディアに取り上げられているモデルやセレブの中には、ハーフやクオーターの方も少なくありません。
もしかしたら日本人の頭の中に、西洋人に対する昔からのあこがれが染みついているのかもしれません。
今回は自分の顔を生かしながら、少しだけハーフ顔に近づけるポイントなどをお伝えしていきたいと思います。
私なりの解釈になりますので、すべての方に当てはまるわけではありませんので、その辺りはご理解ください。
それでは行きたいと思います!!
皆さんは、コントゥアリングという言葉は聞いたことがありますか?
ファンデの後に、ハイライトとシェードをつかって更なる立体感を作り上げていくプロセスのことを言います。
下の画像をご覧ください。
(※kevin aucoin著 ”making faces” から引用)
上の画像からわかるように、ブラウンで描かれた部分が影になる部分(シェード)、白で描かれた部分が高く見える部分(ハイライト)になります。
ハーフ顔をつくる際に重要な部分の1つが、骨格を際立たせるプロセスになります。
※ハイライトはシェードをつくることにより際立ちますし、シェードはハイライトをつくることにより際立ちます。
馴染ませるときは小さなスポンジを使いながら、境目をしっかりとブレンドさせるように
馴染ませていきます。
はじめにファンデをつけているので、思いのほか自然に馴染んでくれます。
シェードとハイライトの2つのプロセスを行うことで、立体的な骨格を効果的に作ることが出来ます。
ぜひ覚えておいてください。
次にアイブローにいきたいと思います。
結論から言うと以下のような角度のついたアイブローがお勧めです。
眉を描くときにやや角度を付けながら描くことで、顔の輪郭がシャープに見えると同時に、さらなる立体的な顔立ちに見せることが出来ます。
そのほかのポイントとしては、眉の輪郭を描くときに下のラインをはっきりと描く
ことで、メリハリ感のあるキリッとした雰囲気に見せることが出来ます。
眉毛が黒の方は眉マスカラでやや明るめにトーンアップし、眉の流れを意識した上昇眉に
仕上げてみてください。
ただし抜け感が必要な眉頭部は、しっかりとぼかす事を忘れないようにして下さい。
ハーフ顔に見せるために最も重要なパーツと言えば、やはりアイメイクになります。
カットクリースという言葉を聞いたことはありますか?
日本でいうダブルラインのことで、アイホールの窪み部分にはダークカラーを使ってしっかりと線を入れ、窪みの内側の上まぶたの部分には明るい色を入れて、色のコントラストを付けて骨格を際立たせるという方法です。
上の画像は自分の顔にカットクリースをしたときのものです。
普段メイクとしてはかなり濃いかもしれませんが、どのように線を入れどのようにぼかすか?を覚えるにはとても分かりやすいと思います。
色味を変えることにより、もっと自然な雰囲気にすることも可能です。
アイラインの入れ方は、普段よりも長めにやや跳ね上げ気味にいれると、雰囲気近づく
と思います。
下まぶたのラインは目の形に沿って入れ、目じりから外側は目の形の延長に描くようにするとバランスの良い仕上がりになります。
上の画像のときは付けまつげは使いませんでしたが、カットクリースと付けまつげは相性がとても良いので、ハーフ顔を目指す方にはおすすめです。
ナチュラルな付けまつ毛だと自然に仕上がります。
チークカラーは日本人女性が普段からよく使うピンク系や赤系よりも、ベージュ系やブラウン系などの赤味が少ない色がお勧めです。
入れる位置に関しては、以下のイラストをご覧ください。
このイラストからも分かるように、チークを丸く入れるというよりも細長く楕円形で斜めに入れるようにすると、よりクールで立体的な顔立ちをつくることが出来ます。
もう少し優しい雰囲気にしたい方は丸みのある楕円形にしても良いでしょう。
最初にお伝えしたシェーディングとリンクするように入れますが、チークのほうが範囲が広くシェードの上に入れるイメージでおこなって下さい。
頬の色味のグラデーションは、下から順番にシェード→チークカラー→ハイライトの順でいれるようにすると、とても自然で立体的に仕上がります。
リップカラーに関しては、使う色味はどの色でも大丈夫です。
メイクのテイストや洋服に合わせると良いでしょう。
付ける際はリップラインをペンシルで縁取ってからルージュを重ねるようにすると、
ぼやけた口元にならずに締まりのある口元に仕上がります。
マット~セミマットがお勧めですが、唇中央などの部分的なツヤ感は問題ありません。
いかがでしたか?
ベースメイクにメリハリ感をもたせ、パーツメイクは光と影を意識して行うようにすると、ハーフ顔に近づくことができます。
もう一つ付け加えると、目と眉の間隔が広い方は意識して近づけるようにすると、目力がアップし彫りも深く見えるのでお勧めです。
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それでは今回の”まとめ”になります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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今回も最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございました。
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ひらかわよういち