こんにちは、ヘアメイククリエイターひらかわよういちです。
今回は40,50代の女性の肌にとって必要不可欠なセラミド成分について、その特徴や効能、
お勧めの商品などを分かりやすく解説していきたいと思います。
ほとんどの方がセラミドという言葉は聞いたことがあると思います。
またセラミドのイメージとしては肌を潤すイメージを持っている方が圧倒的に多い
のではないでしょうか。
もちろんセラミドは水分保持という効果がとても高い成分ですが、それだけではありません!!
セラミドの効果をもっと知ることで、今後のあなたのスキンケアに対する知識がさらに
高まるので、40,50代からでも美肌を保つ女性がもっと増えてきます。
以下が今回の内容になります。
興味がある方は、このまま読み進んでみてください。
セラミドは多くの方に知られている認知度の高い保湿成分ですが、具体的にどこの部分が水分保持されるのでしょうか?
分かりやすく言うと肌の一番外側に位置する角層とよばれている部分に存在します。
ここがしっかりと潤うことにより、柔らかで健やかなコンディションとなり、見た目にも
若々しい雰囲気になります。
セラミドは細胞間脂質と呼ばれる成分の1つでその他には、脂肪酸、コレステロール、コレステロールエステルなどの成分があります。
これらの成分は角層の中で水分をつなぎとめる保湿機能があります。
この中で最も多く含まれるのがセラミドで全体の50パーセントを占めています。
このことからもセラミドの保湿効果への影響力が分かりますよね。
セラミドは肌の内部から水分が蒸発するのを防ぐほかに、外部刺激から肌を守るバリア機能
も持っています。
外部からのいろんな物質の侵入や刺激から肌を守っているわけです。
セラミドが少なくなると色々な肌トラブルが発生してしまう原因にもなるのです。
セラミドが存在する角層細胞はレンガのように積み重なっており、わずか0.02ミリという薄さです。
そのレンガ状に連なっている角層細胞の隙間をセメントのように埋めているのがセラミドです。
この様に細胞の間をピッタリと埋めることにより、水分の流出を防いだり外部からの異物の侵入や刺激から肌を守っています。
セラミド自体は脂質なのですが水と仲良くできる(親水基)と脂と仲良くできる部分(疎水基)の2つの機能をもっており水分の層と脂の層が交互に連なっています。
これをラメラ構造と言います。
このラメラ構造により水分をしっかりと保持しながら、外部の刺激からも肌を守るバリア機能を発揮します。
セラミドは潤いのある肌をキープするのに、なくてはならない成分ですが、
年々減少してしまいます。
減少の原因を大きく分けると3つの原因が考えられます。
それぞれの原因ごとにその対処法をお伝えしていきます。
加齢
生まれてすぐの赤ちゃんの肌はセラミドがたくさんあるため、プルプルでみずみずしい肌
をしていますが、時を追うごとにセラミドの量は減っていくため肌の潤いも衰えて
いきます。
そして50代になると20代のころの約半分のセラミド量に減ってしまいます、。
ショッキングな現実ですよね。
加齢により年々セラミドの量が減ってしまうのは仕方のないことですが、減少速度をゆるやかにすることは出来ます。
最近では飲むセラミドや外から作用させるセラミド化粧品などもたくさんあるので、乾燥や肌のトラブルを感じたら早め早めに対処することが大事です。
化粧品を選ぶ際は普通の保湿化粧品よりも、セラミド入りの化粧品を選ぶことが重要です。
洗い過ぎ
日常生活で最もセラミドを失う原因をつくっているのが、洗顔です。
ご存じでしたか?
普段の生活でのお化粧や汗、皮脂などで顔の汚れが気になるのはよくわかりますが、
だからといって1日に何度も洗顔したり、ゴシゴシと圧をかけて洗ってしまうと、
汚れと一緒にセラミドまで洗い流してしまいます。
そうなると肌の水分を角層に維持することが出来なくなり、乾燥肌や敏感肌を招いて
しまいます。
洗うときは泡立てネットでしっかりとふわふわに泡立てをして、指が顔に当たらないよう
に包み込むように優しく洗ってください。
これだけでもセラミドの流出をかなり防ぐことが出来ます。
体の乾燥もタオルやスポンジでゴシゴシと圧をかけて洗ってしまった結果、セラミドが流出してししまったのが原因です。
泡をしっかりと立てて洗うようにすると、力など加えなくても十分きれいに洗う
ことが出来ます。
ターンオーバーの乱れ
なぜターンオーバーの乱れがセラミド不足の原因なのか?
皆さんもご存じかもしれませんが、正常な肌は28日周期で肌のターンオーバーが
繰り返されます。(※年代によって周期が長くなります)
その周期にあわせてセラミドも生成されます。
セラミドは表皮のいちばん奥の基底層というところで産声を上げ、徐々に上(角層)に向かって移動していきます。
そして最終的には角層細胞の間をセメントのように埋めて水分を保持するわけですが、
ターンオーバーが上手くいかなくなると、セラミドが上手く生成されなくなり乾燥が
進みます。
乾燥が進むとターンオーバーがさらに上手くいかなくなる、、という悪循環に
陥ってしまいます。
では原因として何が考えられるのか?
紫外線です!!
これがターンオーバーを最も乱す原因となります。
外出時は日焼け止めはもちろん、傘、帽子、サングラス、手袋などでしっかり
と紫外線から肌を守るようにして下さい。
これを毎回実践することが紫外線防止に大きく役立つので、日焼け防止はもちろん、
ターンオーバーの乱れから肌を守ることに繋がります。
セラミドには天然セラミド、ヒト型セラミド、植物性セラミド、合性セラミドの4種類があります。
天然セラミド
動物の脳や脊髄から抽出されたもので、肌に浸透しやすく馴染みも抜群に良いです。
浸透力が高いぶん高価です。
ヒト型セラミド
バイオセラミドとも呼ばれており、酵母を利用して作られヒトの肌にある成分とほぼ同じ
構造をしています。
保湿や浸透力に優れ、肌への馴染みがとても良いです。
植物性セラミド
大豆、トウモロコシ、コメ、コンニャクなどから作られており、アレルゲンの原因をつくらないことで知られています。
合成セラミド
セラミドに似た物質を化学的に合成しつくられています。
安価で大量生産が可能です。
この中で最もお勧めなのがヒト型セラミドです。
もともと人の肌に存在する成分とほぼ同じ構造をしているため、保湿、浸透力に優れて
おり刺激も少ないので、敏感肌やアトピーの方でもとても使いやすくなっています。
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セラミドの選び方についてもっと詳しく知りたい!!という方は、
セラミドにはどんな種類が?ヒト型セラミドとは?選び方のポイントは?
という記事をご覧ください。
今回はセラミドについての記事になりましたが、いかがでしたか?
セラミドは年々減少の一途をたどるので、出来ればなだらかに減少させたいものです。
角層に存在するセラミドは肌の最も表面に存在するため、潤っている肌と潤っていない肌を決定ずける重要な成分となっています。
とくに40代、50代という年代は、しっかりとセラミドによるケアを行うか、そうでないかによって、その後の5年、10年の肌質に大きな開きが出ます。
今回の記事を参考に、潤いのある若々しいお肌を保っていただけると嬉しく思います。
(関連記事)
→セラミドにはどんな種類が?ヒト型セラミドとは?選び方のポイントは?
→朝の洗顔に洗顔料は必要?肌に優しい洗い方とは?肌タイプによる違いとは?
では今回のまとめになります。
是非参考にしてみてください。
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ひらかわよういち